美容成分の組み合わせ、みなさんはどうしていますか?
- 「せっかくだからたくさんの美容成分を使いたいけど、これって大丈夫なのかな…」
- 「高い化粧品を買ったのに、組み合わせが間違ってたら効果が出ないかも…」
- 「いろんな成分を試したいけど、肌に悪影響が出たらこわいな…」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、美容成分には、
「相性の良い組み合わせ」
「避けるべき組み合わせ」
があります。
せっかく良い成分を使っても、組み合わせ方を間違えると効果が減ってしまったり、肌に負担がかかってしまったりすることも。
でも、大丈夫です。
私は大手化粧品メーカーで10年以上、美容成分の研究に携わってきました。その経験を活かして、成分の組み合わせ方をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、相性の良い成分/悪い成分がわかります。
あなたを「賢くキレイに」導くサポートができる記事にしました。ぜひ最後までご覧ください。

さきりこ
大手メーカー化粧品研究員
開発した商品でベスコス受賞経験のある化粧品のプロ
成分にもとづいた「賢いキレイ」を届けるため、本サイト「myロットコスメ」で情報発信中!
美容のキホン、おすすめ化粧品の紹介をしています。

美容成分を組み合わせる基本ルール
まずは、基本的なルールを覚えましょう。
- pHが合わない
- 効果が打ち消し合う
- 刺激が強くなりすぎる
- 水に溶ける vs . 溶けないの相性が悪い
- 相乗効果が期待できる
- 足りない効果を補える
それぞれについては、後で詳しく解説しますが、「そもそもなぜOK/NGな組み合わせがあるの?」という疑問に答えます。
そもそも、なぜ組み合わせNGがある?
化粧品成分は、それぞれ違う性質を持つ物質です。
- 酸性/アルカリ性
- 水に溶けやすい・油に溶けやすい
- 固体/液体 など…
性質が異なる成分同士が混ざると、成分が変化することがあるのです。
その結果
- 成分が壊れたり
- 思わぬ刺激が生まれたり
- お互いが邪魔し合って効果が半減
効果が小さくなるならまだしも、肌トラブルにつながるおそれもあります。

つまり、化粧品成分は「何をしても変わらない安定したもの」ではなく、他の成分によって変化する可能性があることを覚えておきましょう。
組み合わせOKってどういうこと?
「相性がいい成分を一緒に使うと、どうなるの?」
と思う方も多いはずです。
簡単に言うと――
- 1+1=2以上の効果になる
これが「組み合わせOK」の意味です。
たとえば…
- 成分どうしが補い合って、弱点をカバーしてくれる
- 別々に使うよりも、一緒に使うほうが肌にうれしい結果が出る
- 肌の表面と内側、それぞれで役割を分担してくれる
つまり「ケンカしないどころか、助け合ってくれる」イメージです。
よくある例でいうと、「毛穴を整える成分+保湿成分」 の組み合わせ。
毛穴ケアだけでは乾燥することもあるけど、保湿成分が一緒に働くことで肌が安定します。



こんなふうに、相性のいい成分どうしは、肌をバランスよくサポートしてくれるんです。
それ以外の成分は?
組み合わせOK/NGの基本パターンを紹介しましたが、実際の化粧品の世界はもっと複雑です。
はっきり「OK」や「NG」と言い切れない、グレーゾーン が多いです。
たとえば、ある人には刺激を感じにくい成分でも、敏感肌の人にはピリッと感じることがあります。
また、同じ成分でも「濃度」「配合方法」「一緒に使うアイテム」によって結果が変わることもあります。
化粧品成分の相性はシンプルな〇×だけで判断できない部分もあるので、「グレーゾーンがある」という前提を知っておきましょう。
その上で、この記事では「これはNG」「これはOK」という組み合わせを紹介します。
組み合わせNGな成分
まず、組み合わせNGな成分について詳しく解説します。
- pHが合わない
- 効果が打ち消し合う
- 刺激が強くなりすぎる
- 水に溶ける vs . 溶けないの相性が悪い
組み合わせNG①pHが合わない


pH(ピーエイチ)とは、酸性やアルカリ性の度合いを表す数値です。
「酸性の成分」と「アルカリ性」の成分を混ぜると、「中和」といって、お互いのpHを打ち消し合う作用が起こります。その結果、両方の成分が中性に近づき、効果が下がる場合があります。
また「中性の成分」に、「酸性の成分」や「アルカリ性の成分」を混ぜると、pHが酸性やアルカリ性に傾き、これも効果が下がる場合があります。
なお、レチノールなどの油溶性成分(水に溶けず、油に溶ける)にはpHという概念はありません。
次の組み合わせはNGです。
- 酸性 × アルカリ性
- 中性 × 酸性
- 中性 × アルカリ性
①酸性×アルカリ性
組み合わせNG例
酸性の成分 | アルカリ性の成分 |
---|---|
ビタミンC誘導体 AHA(α-ヒドロキシ酸) BHA トラネキサム酸 | アルギニン リジン セリン グリシン アラニン タウリン アスパラギン アルカリ性温泉水 |
特に気をつけたいのは、ビタミンC誘導体やAHA、BHAなどの酸性成分。
これらは、特定のpH値でないと効果を発揮できません。
アルカリ性成分と混ざってpHが変わると、せっかくの美容効果が失われてしまう可能性があります。
やりがちなミスとしては、下記があります。
- アルカリ性温泉水ミストのあとに、AHAの拭き取り化粧水を使う
- ビタミンC美容液の後にアルカリ性アミノ酸化粧水を使う
- トラネキサム酸美容液の上からアルギニン配合美容液を重ねる
②中性 × 酸性
組み合わせNG例
中性の成分 | 酸性の成分 |
---|---|
ナイアシンアミド ペプチド類 タンパク質系成分 アルブチン 酵素系成分 | ビタミンC誘導体(高濃度) AHA(α-ヒドロキシ酸) BHA トラネキサム酸 |
ナイアシンアミドは流行の成分で、使用している方も多いと思います。
これらの中性の成分は、酸性成分と一緒に使うと性質が変わってしまうことがあります。
結果として、ハリ・弾力、美白など期待していたはずの効果が出にくくなるのです。
- ビタミンC誘導体ローションの直後に酵素マスクを使う
- AHA配合の角質ケア後に、ペプチド入り美容液を使う
- 高濃度ビタミンC化粧水の後に、ナイアシンアミド美容液を使う
③中性 × アルカリ性
組み合わせNG例
中性の成分 | アルカリ性の成分 |
---|---|
ナイアシンアミド ペプチド類 タンパク質系成分 アルブチン 酵素系成分 | アルギニン リジン セリン グリシン アラニン タウリン アスパラギン アルカリ性温泉水 |
中性の成分は、アルカリ性の成分とも組み合わせNGです。
理由は酸性の場合と同様に、一緒に使うと性質が変わってしまう可能性があるから。
- アルカリ性温泉水ミストの直後に、ナイアシンアミド美容液を使う
- ペプチド美容液の後に、アルギニン入り化粧水を使う
- 酵素系の成分と一緒に、アルカリ性温泉水の化粧水を使う
組み合わせNG②効果が打ち消し合う
pHの変化も化学反応の一種ですが、それ以外にも化学反応を起こして効果がなくなってしまう組み合わせがあります。
ビタミンC × ペプチド類
NG理由:酸化還元反応によりペプチドの分子構造が壊れる
ビタミンCがペプチドの構造を壊してしまいます。
ビタミンCは酸化還元反応を起こしやすい性質があり、ペプチドの分子構造を変化させてしまいます。その結果、ペプチドの効果が大きく低下してしまいます。
ビタミンC × 鉄含有成分
NG理由:鉄イオンによってビタミンCが分解される
これは「フェントン反応」と呼ばれる化学反応で、ビタミンCが急速に酸化分解されてしまい、効果が失われます。また、この反応で生じる物質が肌に悪影響を与える可能性もあります。
レチノール × ベンゾイルペルオキシド
NG理由:酸化還元反応を起こしてお互いの成分が効果を失う
レチノールは、シワ改善や肌の弾力アップなどの効果がある成分。
ベンゾイルペルオキシドは聞きなれないかもしれませんが、ニキビケア成分として知られています。
どちらも肌の生まれ変わりを助ける成分ですが、一緒に使うと化学反応を起こして不安定になり、本来の効果を発揮できなくなってしまいます。
ナイアシンアミド × トラネキサム酸
NG理由:同じような作用部位に働きかけるため邪魔をしてしまう
メラニンへの働きかけで競合し、お互いの効果が弱まります。
両方とも肌の明るさに働きかける成分ですが、同じような作用部位に働きかけるため、効果が十分に発揮されない可能性があります。
コラーゲン × 高濃度レチノール
NG理由:レチノールがコラーゲンを分解してしまう
レチノールがコラーゲンの構造を変化させてしまいます。
レチノールには古いコラーゲンを分解する作用があるため、配合されているコラーゲンの効果も弱めてしまう可能性があります。
組み合わせNG③刺激が強くなりすぎる
美容成分の中には、単体では問題なくても、組み合わせると肌への刺激が強くなってしまうものがあります。
特に、角質ケアや美白などの効果的な成分ほど要注意。
✕ 複数の角質ケア成分の組み合わせ
- AHA(α-ヒドロキシ酸)× BHA
角質ケア成分を重ねると、肌の負担が大きくなりすぎてしまいます。AHA(グリコール酸など)とBHA(サリチル酸)は、特に注意が必要。それぞれ異なる働きがありますが、一緒に使うと刺激が強すぎて、肌荒れの原因になることも。
✕ レチノイド系の組み合わせ
- レチノール× AHA/BHA
- レチノール× ビタミンC
- レチノール× ベンゾイルペルオキシド
レチノールは効果が高い分、他の成分との相性に気をつける必要があります。特にAHA/BHA、高濃度ビタミンC、ベンゾイルペルオキシドとの組み合わせは刺激が強くなりすぎます。肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりする可能性も。
✕ 物理的な刺激との組み合わせ
- スクラブ剤 × AHA/BHA
- ピーリング剤 × レチノール
- 角質除去パッド × 酸性成分
- ブラシ洗顔 × 薬用成分
スクラブやブラシなどの物理的な刺激と、化学的な角質ケア成分を一緒に使うのは避けましょう。肌への負担が大きくなりすぎて、バリア機能が低下する可能性があります。特に、敏感になっているときは要注意です。
✕ その他の刺激が強まる組み合わせ
- 高濃度ナイアシンアミド × AHA/BHA
- アルコール × 酸性成分
- 複数の美白成分の併用
- メントール × 酸性成分
高濃度のナイアシンアミドや美白成分、アルコール、メントールなども、酸性成分と組み合わせると刺激が強くなります。特に夏場は肌が敏感になりやすいので、これらの組み合わせには気をつけましょう。
組み合わせNG④水に溶ける vs . 溶けないの相性が悪い
「水に溶けやすい成分」と「水に溶けにくい成分」は肌への入り方が異なるため、使う順番が大切。間違った順番で使うと、成分が肌に届かなくなってしまう可能性があります。



基本的には「水に溶けやすい成分から使う」が鉄則です。美容液やクリームを重ねるときは、「サラサラ→とろみ→オイル」の順番を覚えておくと迷いません。
✕ オイル系成分を先に使う組み合わせ
オイルは肌の上で膜を作るため、その後に使う水溶性成分が肌に届きにくくなってしまいます。以下の組み合わせは特に注意が必要です:
- オイル美容液 → 水溶性ビタミンC
- スクワラン → ヒアルロン酸
- ホホバオイル → ナイアシンアミド
- アルガンオイル → β-グルカン
✕ シリコン系成分を先に使う組み合わせ
シリコンも肌の上でバリアを作るため、後から使う成分が届きにくくなります。以下の組み合わせは避けましょう:
- シリコン美容液 × アミノ酸
- ジメチコン × コラーゲン
- シクロペンタシロキサン × ヒアルロン酸
- シリコンプライマー × 水溶性美容成分
✕ 厚めのクリームを先に使う組み合わせ
濃厚なクリームやバームは、強力なバリアを作ってしまいます。以下の組み合わせは効果が出にくくなります:
- 濃厚なクリーム × グリセリン
- バームタイプの美容液 × ペプチド
- リッチなナイトクリーム × セラミド
- 厚塗りの日焼け止め × 美容液
組み合わせNGな成分を併用するには?
相性が悪い成分でも、使い方を工夫すれば両方の効果を活かすことができます。
2-3日間隔を空ける
時間を空けて使うことで、それぞれの成分の効果を最大限に活かすことができます。
例えば、ビタミンC誘導体は月水金、レチノールは火木土、というように曜日で分けるのがおすすめ。
このようにスケジュールを決めておくと、使い忘れも防げます。
肌荒れしている時は併用しない
肌トラブルがある時は、刺激の強い成分の使用を控えめにしましょう。
赤みやヒリヒリ感、乾燥などの症状がある場合は、基本的なスキンケアに戻すことが大切です。
肌が落ち着いてから、様子を見ながら少しずつ再開していきます。季節の変わり目や生理前後も要注意です。
顔の部分で使い分ける
顔の部分によって、気になる悩みは異なるもの。例えば、Tゾーンには毛穴ケア用の成分を、頬には保湿系の成分を使うなど、部分的に使い分けるのも効果的です。
特に、目元や口元など敏感な部分には、刺激の強い成分は避けるようにしましょう。
組み合わせOKな成分
美容成分には、一緒に使うことで効果が高まる組み合わせがたくさんあります。単独で使うより、相性の良い成分を組み合わせることで、より大きな効果が期待できます。ここでは、特におすすめの組み合わせをご紹介します。
- 相乗効果が期待できる
- 足りない効果を補える
組み合わせOK①相乗効果が期待できる
単独で使うよりも、一緒に使った方が効果が高まる組み合わせです。お互いの成分が助け合って、より大きな効果を発揮します。
◯ 保湿効果を高める組み合わせ
水分と油分のバランスを整えながら、うるおいをしっかりキープできる組み合わせです。それぞれの成分が異なる層で水分を抱え込むため、より長時間保湿効果が続きます。
- ヒアルロン酸 × セラミド
- スクワラン × セラミド
- ヒアルロン酸 × グリセリン
ヒアルロン酸 × セラミド の組み合わせ


- 5種類のヒト型セラミド(EOP、NG、NP、AG、AP)とヒアルロン酸を配合した高保湿化粧水。
- べたつかず、肌をしっとり整えながらハリも与えます。
- 敏感肌にも使いやすい処方。
スクワラン × セラミド の組み合わせ
NOV/ノブ III フェイスローションR(しっとり) 120mL


- セラミド3とスクワランを配合し、肌のバリア機能をサポートしながら高保湿を実現。
- 無香料・無着色・アルコールフリーの低刺激処方で、敏感肌にも安心して使える。
- 肌荒れ防止成分(グリチルリチン酸2K)配合で、乾燥や肌荒れを防ぎながらしっとり潤う。
ヒアルロン酸 × グリセリン の組み合わせ


- ヒアルロン酸とグリセリンを主成分とした、ロングセラーの高保湿化粧水。
- 4種類のヒアルロン酸(加水分解ヒアルロン酸、アセチル化ヒアルロン酸Naなど)とグリセリンを配合し、しっとりもちもちの肌に導く。
- ドラッグストアやネット通販で手軽に購入でき、コスパも抜群
◯ ハリ・弾力を高める組み合わせ
肌の土台作りをサポートする成分同士を組み合わせることで、より効果的にハリと弾力を引き出せます。特に年齢とともに気になる部分のケアに効果的です。
- レチノール × ペプチド類
- ビタミンC × ビタミンE
- コラーゲン × エラスチン
レチノール × ペプチド類 の組み合わせ


- 5種類のレチノールとペプチド11%を配合した高機能クリーム。
- さらにヒト型セラミドやグルタチオン、フラーレンなどの美容成分も贅沢に配合。
- @コスメで高評価、SNSでも話題のアイテムで、コスパと処方の充実度が◎
ビタミンC × ビタミンE の組み合わせ


- 5種類のビタミンC誘導体とビタミンEを配合した機能性美容液。
- 毛穴やくすみ(※)が気になる肌にアプローチし、みずみずしいテクスチャーで肌になじみやすいのが特徴。
(※)乾燥による - 美容雑誌やSNSでも多数の受賞歴があり、口コミ評価も高い人気商品
コラーゲン × エラスチン の組み合わせ


- コラーゲンのほか、保湿成分としてエラスチンやヒアルロン酸も配合した高保湿美容液。
- 肌のハリや弾力をサポートし、乾燥や年齢肌が気になる方におすすめです。
- 角質層に浸透し、肌にうるおいとハリを与え、乾燥を防ぐ効果が期待できます。
◯ 透明感を高める組み合わせ
肌の明るさやクリア感に働きかける成分を組み合わせることで、より効果的に透明感のある肌へと導けます。異なるアプローチで肌をケアすることで、総合的な効果が期待できます。
- ビタミンC × フェルラ酸
- ナイアシンアミド × 亜鉛
- アルブチン × ビタミンC
ビタミンC × フェルラ酸 の組み合わせ


- ピュアビタミンC(アスコルビン酸)・ビタミンE・フェルラ酸を同時配合した高機能美容液。
- 抗酸化作用に着目し、紫外線や大気汚染などによる肌ダメージから守り、ハリとツヤのある肌へ導きます。
- 医療機関専売コスメとしても有名で、美容のプロからも高い支持を得ています。
◯ 肌を落ち着かせる組み合わせ
肌をやさしく整えながら、健やかな状態へと導く組み合わせです。刺激を抑えながら、肌本来の健康的な状態をサポートします。敏感な時期のケアにも適しています。
- アラントイン × パンテノール
- センテラアジアチカ × マデカッソシド
- カモミール × アロエベラ
アラントイン × パンテノール の組み合わせ


- パンテノールとアラントインをはじめとした保湿・肌荒れケア成分を配合した韓国発の美容液。
- とろみのあるテクスチャーで、乾燥肌や敏感肌の方にも人気。
- 油分と水分のバランスが良く、肌コンディションを整えやすいと口コミ評価も高いです。
センテラアジアチカ × マデカッソシド の組み合わせ
Dr.Jart+ シカペアインセンティブスージングリペアクリーム 50ml


- 韓国ドクタージャルトブランド内で売上No.1のシカクリーム。
- センテラアジアチカエキスとマデカッソシドを両方配合した韓国発の定番商品。
- 肌荒れや赤み、乾燥が気になる肌の鎮静・修復ケアとして世界中で高い人気を誇ります。
カモミール × アロエベラ の組み合わせ
ノストラム ALジェル A&C(アロエ&カモミール)200ml


- アロエの消炎・保湿成分とカモミールの天然鎮静成分をミックスし、肌をやさしく保護する保湿ジェル。
- 日焼け後や除毛・脱毛後など、デリケートになった肌のケアに役立ちます。
- オールシーズン使えるさっぱりとした使用感で、乾燥やダメージから肌を守り、保湿と整肌を同時にサポート。
組み合わせOK②足りない効果を補える
異なる働きを持つ成分を組み合わせることで、より総合的なケアが可能になります。それぞれの成分の長所を活かしながら、相互に補い合う効果が期待できます。
◯ 肌のバリア機能を補強する組み合わせ
肌のバリア機能を強化することで、外部の刺激から肌を守り、うるおいを逃がさない健やかな肌へと導きます。バリア機能が高まると、乾燥や肌荒れも防ぎやすくなります。特に季節の変わり目や、肌が敏感になっているときにおすすめの組み合わせです。
- セラミド × ペプチド類
セラミド × ペプチド類 の組み合わせ


- 8種の天然型セラミドとペプチドCP(オリゴペプチド-24)を配合し、肌のバリア機能をサポートしながら深いうるおいを与えるクリーム。
- 弱酸性・低刺激性・パラベンフリー・無香料で、敏感肌にも配慮した処方。パッチテスト済み(すべての方に刺激が起こらないわけではありません)。
- コクのあるリッチな使い心地で、乾燥や肌荒れを繰り返す肌もしっかり保湿し、健やかな状態へ導きます。
◯ 肌を整える組み合わせ
肌本来の健やかさを引き出すために、異なるアプローチで肌環境を整えていく組み合わせです。お肌の表面と内側からダブルでケアすることで、よりすこやかな状態へと導きます。特に、季節の変わり目や肌トラブルが気になる時期におすすめです。
- プロバイオティクス × プレバイオティクス
- β-グルカン × セラミド
プロバイオティクス × プレバイオティクス の組み合わせ
BONOTOX ボノトックス BIAID ビエイド デュアルバイタル トリートメントエッセンス 100mL


- 肌の美肌菌バランスをサポートする“シンバイオティクス”エッセンスローション。
- みずみずしいテクスチャーで角質層までうるおいとハリを与え、乾燥や外的刺激から肌を守る。
- 敏感肌にも使える低刺激処方で、毎日のスキンケアに取り入れやすい100mLサイズ。
◯ キメを整える組み合わせ
なめらかで、ふっくらとした印象の肌に導く組み合わせです。肌表面のキメを整えながら、内側からもしっかりケア。肌のごわつきや、ざらつきが気になる方におすすめです。基礎的なスキンケアとしても取り入れやすい組み合わせです。
- ナイアシンアミド × パンテノール
- ナイアシンアミド × ヒアルロン酸


◯ トータルケアの組み合わせ
複数の効果を同時に狙える、万能な組み合わせです。それぞれの成分が異なる働きを持ち、お互いの効果を高め合います。朝晩のスキンケアの中心的な存在として、長く使い続けられる組み合わせです。
- ペプチド類 × グリセリン × セラミド
成分の組み合わせQ&A
美容成分の組み合わせについて、みなさんからよく寄せられる疑問やお悩みにお答えします。また、もし肌トラブルが起きてしまった時の対処法もご紹介。安心して美容成分を使えるように、基本的な知識を押さえていきましょう。
よくある質問と回答
- 朝と夜で同じ美容成分を使っても大丈夫?
-
目的によって使い分けるのがおすすめです。例えば、ビタミンCは朝、レチノールは夜というように。
- 美容液は何種類まで重ねていい?
-
3種類までが目安です。種類が多すぎると、肌への負担が増えたり、成分同士が干渉したりする可能性があります。
- クリームに美容液を混ぜてもいい?
-
おすすめしません。それぞれの成分の安定性が損なわれたり、効果が弱まったりする可能性があります。
- 効果の高い成分を組み合わせれば、より効果は上がる?
-
必ずしもそうではありません。成分同士の相性や、肌への負担を考慮する必要があります。
トラブルが起きた時の対処法
- すぐにすること
- 使用を中止する
- 肌を清潔な水でやさしく洗い流す
- 刺激の少ない基礎化粧品だけにする
- 症状別の対処
- 赤み:冷やす
- かゆみ:こすらない
- ヒリヒリ感:保湿に徹する
- 腫れ:冷やして様子を見る
- 注意すること
- 新しい製品の使用は控える
- メイクはできるだけ控えめに
- 日焼けを避ける
- 症状が続く場合は皮膚科を受診


まとめ:美容成分の相性をしって、賢くキレイに!
美容成分の組み合わせは、初めは難しく感じるかもしれません。しかし、基本的なルールを覚えておけば、それほど心配する必要はありません。まずは自分の肌悩みに合わせて、よく使う成分の相性を確認していきましょう。
- pHが合わない
- 効果が打ち消し合う
- 刺激が強くなりすぎる
- 水に溶ける vs . 溶けないの相性が悪い
- 相乗効果が期待できる
- 足りない効果を補える
時間を空けて使う、部分的に使い分ける、正しい順番で使うという基本を守れば、効果的なスキンケアを実現できます。
まずは1つの成分から始めて、徐々にステップアップしていきましょう。